ふり〜面白かったな〜!賛否両論阿鼻叫喚って感じの作品だなぁとは思うのですが私は好きでした。
スポーツが題材なんですけど、作品そのものは勝ち負けより、水泳にこだわる彼らの心にこだわってる感じがすごくいいなぁと。私は心情描写考察するのが大好きなので、彼らの心の内を考えるのがすごく楽しかったです。
四月からふりー再放送していて、その時は本当にかるーく見てたんですね。去年も途中までは見ていたし。
正直一期の最終回を見た時は怜ちゃんかわいそすぎるし凛ちゃんちょっとーー!って思ってたんですけど、二期の3話かな、怜ちゃんの回を見ていて、この子たちはなんでこんなにあのリレーに納得しているのだろう、怜ちゃんを大切にしてるんだろうって不思議に思って、一期見返して原作も読んで、あの最終回は怜ちゃんが気負いなくみんなの仲間になるために必要なことでもあったんだなぁ、とか、あのチームには怜ちゃんがいないといけなかったんだとか、もうとにかく納得できて、それで、この夏はフリーにのめりこもうって思ったのでした。う、ううん?まとまりがない。
何ていうか、考えればみんなの気持ちにすごく共感できて、その上できちんと答えが用意されているっていうのが楽しくて、せっかくリアルタイムで観れるんだから全力で答えを探そうと思ったというか…。
長いこと稲妻ばかりにのめり込んでいたので他のものに目を向けるいい機会かな、とも思ってほんとこの夏はふりー一色でした。
なっが。巻きでいきます。
最終回見て思ったことは「ハルちゃんが1人の人間として走り出すまでの物語」だったんだなって。彼にとってあの二年間は無駄じゃなかったのだなぁと思いました。それは他の誰にとっても同じですね。
そこまでの過程が丁寧で、すっごく共感したし辛かった…。みんな成長していく中で間違ったりもしてて、それが分かるからもどかしくて…! 9話の凛ちゃんとか、11話なんかほんと、もっと言い方あるやろみんなー! って最初思ってたんですけど、全力で生きてぶつかってるから、正しく冷静になんていられないんですよね。子供が子供に立ち向かうんだから、傷つけて当たり前なんですよね。その中で少しずつ反省して理解しあって、みんなで成長していったのが良かったなぁと。
ハルちゃんは一人自由にいるある種化け物のような存在から、みんなと同じところで手を差し出しつつ一緒に歩く人になって。
まこちゃんはただ受け入れる人から、ぶつかれる人になったし、男らしくなって。
凛ちゃんは前を突っ走る人から、振り返って立ち止まる余裕ができる人になったのかなぁと。周りの気持ちを考えられるようになった、の方がいいのかな。
みんながみんな、普通の人になれたんだなと思いました。(作文)
渚くんと怜ちゃんはまだまだ成長途中で、だけどそんな2人がいたから三人は成長できたのだと思います。
あと最終回のリレーで泣いた…。怜ちゃんが当たり前のようにそこで抱き合ってるのを見て、あぁこの子達ここで本当のチームとして完成したよぉぉ…みたいな…。ほんとまとまりがないな!?
あとほんと好みの話なんですが。
凛ちゃんが鮫柄でチームを作れてよかったなと。オーストラリアで孤独だった(支えてくれる人がいたわけですけどね!嬉しい)彼には自分を取り戻すために昔の仲間と、自分のことを理解してくれる上で似ているけど正反対な怜ちゃんが必要で、それで成長した彼が今度は自分で居場所を作る。松岡凛の時間はちゃんと動き出したんだなぁ、というか…。一番時間が止まっていたのは凛ちゃんだと思っていたので、鮫柄で変わってくれたの嬉しかったな。
そんで宗介…私メッッチャ宗介が好きなんですね。それでモンペの視点から話すのであれなんですが、わたしは最終回の彼がとても好きです。
宗介は故障して、水泳を諦めて。だけどもう一度夢を見つけて成し遂げた。人生をかけていたものを手放して、区切りをつけたんです。そんな人がすぐ動き出すなんて無理だと思う。夢が大きかったのだからなおさら。だから宗介が最後まで答えを見つけられなくてよかった。その上で凛というこの世で一番敬愛しているであろう男に、水泳選手に、待ってるからと言われてよかったなぁと。並びたいと思っていた男に並ぼうぜと言ってもらえてよかったなぁ宗介。妙な話なんですけど、あそこで二人はライバルになれたんだと思った。
凛の言葉は水泳やれよ!!というよりは(言葉としてはそうなのだけど)前向けよ、食らい付けよ、やりたい夢に突き進めよ、って意味合いが強いのかなと。少なくとも宗介にはそう聞こえたのではないかなぁ。
凛ちゃんは水泳に戻って欲しい気持ちと、宗介の選択を尊重する気持ちで迷って、最後の最後に一度だけ振り絞るように言葉をかけて。身勝手だけど、まっすぐで、同時に宗介を理解したうえで言わずにはいられなかった言葉で。やっぱりそれは宗介の救いで、宗介が孤独に戦うのも、一人感傷に浸るのも、ようやくあそこで終わったんだと思いました。
ESはみんなが未来のスタートを切る話だったけど、宗介にとってはスタート台に立つための物語だったのだと思います。うーんほんと日本語来てくれ。
何が言いたいかってほんとにフリー面白かったなぁと、そういうことです。みんな好きだった。
機会があればまた掘り下げたいです…。
あとめっちゃ笑って欲しいんですけど、放送中友人と「にとももワンチャンある」って言いつづけて10チャンスくらい作ったのに似鳥は凛ちゃんしかみてなかったのと(キャラソン参照)
私一番好きなの凛ちゃんでツイッターで凛ちゃんの話ばっかりしてるわって自分では思ってたのですがフォロワーさん数人に「宗介のこと大好きですよね!」って言われて「なんで宗介のことばっか言われるんだろう」って自分のツイート見返したら宗介の話しかしてなかったことです。すごい笑った。
あ、笑ったついでに、リンク貼ったりしてますがついっつぁーしてるのでどうぞ!というお知らせです。稲妻とふりー中心かな、あと乙ゲーの話したりが多いですがよければ!
ついったー引きこもりなんであれですけど決して身内垢とか裏垢みたいなあれじゃないです(あれ多用)
友人に言わせるとなんかとりあえず楽しそうらしいです、ブログと同じテンションです。お話し合いそうでしたらぜひ〜
以上ぐだぐだと失礼いたしました!おつきあいありがとうございますーーー!